参加を記念して全員でパチリ
旨いの作るよ!!
収穫された柚子
柚子の収穫風景
竹林整備の様子
開通を記念して道標を立てる
  竹林へと続く道作り
今日の作業を終えた竹林の様子
    竹伐り作業風景(2)
竹伐り作業風景(1)
新しいチェンソーの講習
吉祥草の花が咲いた

定例活動の報告

第38回定例活動の報告・東の森  (11月16日 第三日曜日)
・参加者 41名

・本日は柚子の収穫作業。初めて体験した昨年と違い明らかに今年は不作と分かっていたの

「昨年のように収穫の喜びを味わうことはできないと思いますよ」とアナウンスしておいた
にもかかわらず、雨模様の天気の中、昨年も参加された方々を含め41名が集まった。午前中は
雨に邪魔され柚子収穫はお預けとし竹林の整備に切り替えた。昼食時には仲間が作った具沢山の豚汁が振舞われ大好評。この間に幸いにも雨があがり、午後からはお待ちかねの柚子の収穫作業をを行い約400Kgを収穫運び下ろした。

・今回の活動報告は、参加者からの感想文をもって代えさせていただきます。

柚子もぎボランティアに参加させていただいての感想
                               田口 由紀子
・今回、私ははじめて『ぼんぼり山の会』の活動に参加させて頂いたのですが、参加させて頂
いての感想を一言で表現すると『充実感』そのものでした。
・当日は生憎の雨模様・・・・・。雨の日に柚子をとると後処理が大変らしく、ひとまず様子
見ということで、私達は予想外(!!)の竹切りにいきました。
・竹を切り倒す時の気持ち良さは経験しないと分からない爽快感がありました。
・午後はお待ちかねの柚子もぎです。でも意外と大変でした・・・するどいトゲがあちらこち
らから出ていて安易に奥まで取りにいけないのです。
・私は初めて柚子の木を見たのですが、そのトゲのするどさに圧倒されるばかりでした。
途中で会員の方が内緒で味見をさせてくれました、すっぱさの後からくる爽やかな味が忘れ
られません。
・今年は去年に比べ不作とのこと、でもトラックにいっぱいの柚子を収穫することが出来ました。
・そして作業終了後、会長さんからお話をいただきました。この柚子畑の持ち主の方はご高齢で収穫をする事が困難になってしまった為、『ぼんぼり山の会』の方々がお手伝いをされているということでした。
私はこのお話を伺って、感慨深く、この様な有意義な活動をいつも行っている皆さんに強く
感銘をうけました。
・私達が収穫した柚子は柚子ジュースとなり、五日市の温泉施設の一角で販売されるようで
す。
お土産も沢山頂きました^^ お昼に頂いた『とん汁』も美味しかったです。
みなさんの暖かさに心がリフレッシュされた1日でした。
ほんとうにありがとうございました。


「ボランティア活動に参加して」
                                 内山 崇
・部署の上司より柚子もぎをしないかとお誘いいただき、今回参加させていただきました。私はそれまでボランティアなどの活動に参加したことはありませんでしたが、他のメンバーの方々に丁寧にご指導いただきました。
当日行なった作業として、午前中は竹切りをしました。竹切りはのこぎりを用いて切りますが思ったより簡単に竹が倒れることに感動しました。また竹がバサーっと音を立てて倒れる瞬間はとても爽快でした。
・お昼ご飯には豚汁をいただきました。現地で採れた柚子のスライスを入れていただきましたが、あの香りは今でも忘れません。持参していた弁当が食べられなくなるくらいいただいてしまいました。
・午後は柚子もぎをしました。といっても実際に柚子をもいだのは10分程度で、あとは集まった柚子を山の下に運んでいました。初めは大変でしたが、コツを掴んだら楽しかったです。
帰る際にはお土産としてもぎたての柚子をいただき、またもいだ柚子を絞ったジュースをお土産に購入しました。3本購入したので、周りの人に味わってもらおうと思っています。
最後になりましたが、一日ボランティア活動に参加させていただき、想像以上に充実した日を過ごすことができ、感謝しております。ありがとうございました。


    

第37回定例活動の報告・中の森  (11月1日 第一土曜日)
 ・参加者 26名

・森林整備班;                     報告 藤川
・今日は、若い労働力を期待している。某世界的半導体メーカーから、3名の男性がCSRの一環として初めて参加している。加えて、2度目の参加、環境ボラ ンティア活動に関心を持つという男性大学生1名が森林・竹林整備に参加となった。山主さんのご意向により、植林場所に侵入した竹を除去するのである。初め ての方々の指導は大ベテランの会員にお願いし、若手(?)会員と共に杉の除伐を行うため、山へ入る。しかし、除伐対象木は竹林に隣接し人のいない安全な場 所には見当たらない。安全第一がモットーのため、ボサ刈りをしつつ、竹林整備を一生懸命行う姿を山の上部から拝見させていただく。
・いいなあ、30~40代はエネルギッシュだなあ。黙々と無心にのこぎりを使っている様子が見える。最近、CSR活動の一貫で参加する人がちらほらと見え てきた。しかし、活動が浸透しているのはまだまだ大企業に集中しているようにお見受けする。CSR活動は、別に森という場所に来なくてもできる。例えば、 電車の中でお年寄りや子供連れのお母さんに席を譲るのも小さな社会貢献活動である。どうもこうしたことは照れくさくて、という人はボランティア活動にどん どん参加してほしい。ボランティアは、やっている本人が気持ち良さを感じる不思議な行為。そして、他人に優しくなれる体質を作ってくれる。ちょっと自慢す るが、我が会員は、皆、優しい人達ばかりである。この不思議な活動に興味がある方は、参加をお待ちしています!と本日は、宣伝にて筆を置かせていただく。
・竹林整備;                     報告 佐伯
・今回で3回目になる竹林除伐だが、毎回作業前とは変わる光景を確認しながらも、全体を見回せばまだまだやる所は十二分にあるといった状況。終わる度に、来月もやらないとダメだねとなっている。
・さて、今回で竹林除伐作業を終わらせることができるだろうか?。幸い数名の初心者の方が参加してくれていたので、是非竹林へと誘い込む。切っては処理 し、切っては処理しを繰り返し、さすが3回目。どんどん竹林同士の間隔が空き、視野に奥行きが出てきたのがわかる。子供用の傘なら全部広げて歩けるくらい にはなったんじゃないかな。
・しかし、竹も木と同様、適当な長さに切って地面に横にして重ねて片づけていくのだが、中には直径10cmを超える立派な竹もある。太くなくても量がたくさんある。もっと短く切れば木より断然軽いし、なんか良い使い道はないだろうか・・・。
・さ、これで竹林は終わりになるか??うーん、微妙。終わり?ほぼ終わりに近づいた?あとちょっとだけ?ちょっと心残り?
・というわけで、次回ユズもぎの時にちょっとだけやって終わるか?という見通しになった。
・道作り班;                      報告 清水
・あと少しだった旧道とのドッキングも、午後の作業が始まってほどなく完成した。作業を始めて2日目。スピード開通だ。ボランティア団体の作業だから、1 日の作業時間が短いなか、通算して7時間でできたことになる。どのくらいの距離か測ってみる。炊事班のオネエチャンが歩幅で測る。それによると約55メー トルと出た。測ってみると意外と短い。足の長さに問題はないのだろうか。
 次に道の命名だ。発注主の会長は「圏央道だ」と。…「圏央道???」。しかしよく考えてみるとあながち的外れな命名ではない。このぼんぼり山は複数の山 主さんが、頂上に向かって縦に山林を所有している。そのため上に向かっての道はあるが、横に結ぶ道がない。山の地図を頭に描けばまさに圏央道だ。最初に竹 林に作業に行った時は途中まで上にあがり、馬の背になったところを乗り越えて急斜面を下る。そんな難儀を伴う行程も、この道で簡単に往復できるようになっ たのだから、あたかも渋滞を避けて遠回りしていたのが圏央道の開通で一気に渋滞解消になったようなものだ。さすが依頼主。目の付けどころのスケールが大き い。しかし「圏央道」というには、あまりにも道が細すぎた。ちょっと体型のいい者同士ならすれ違い困難。それ故、あえなく不採用となった。次の候補は「孫 請街道」。孫請けのオジサンが痩せた体に鞭打って丸太などを運んでいるのをみて、労賃ももらえないならせめて名前だけでも、という同情心からのようだ。こ の案には結構賛成もあった。しかし、最終的に命名されたのは「竹のこみち」。「・・・こみち」としたのは訳がある。もっぱら食い気派の人は「タケノコ道」 を、文芸派を自認する人は「竹の小径」をイメージ。それぞれのイメージの共通点ということで「竹のこみち」とあいなった。発音のイントネーションでどちら 派かわかるはずだ。しかし○○組の労働問題に関心を向ける人のことも無視できない。正式名称は「竹のこみち」だが、俗称「孫請け街道」ということになっ た。西側の竹林と東側の竹林を結ぶ約250メートルの道もこの日をもって完成。それに伴い、道路建設という公共工事も終わり、○○組の下請けのシャ チョー、孫請けのオジサンはこの日をもって解雇され、ほんの少しの土産話だけをもつて、さみしく山をくだり、家族の待つ故郷に帰っていった。
・活動に参加して(2回目)の感想;           高田 裕己(大学生)
・今回は9月に参加したときに引き続いて竹林整備を行った。
一応2回目という肩書きを持って作業に臨んだのだが、2ヶ月というブランクは私の頭の中から竹の伐り方を忘れさせるのに十分な時間であった。危うい記憶を 頼りに自己流でやっているところで、1点2点と大先輩にご指摘をいただいた。しかし、前回よりは明らかに作業のスピードは増し、午前中はまだ体力が有り 余っていたこともあり、良いペースで竹を倒していくことができた。
昼休み。楽しみにしていたお味噌汁をいただく。一人暮らしをしている者にとって、こんなに具だくさんでおいしい汁物にありつける機会はめったにないので本当にありがたい。
午後からは久しぶりに運動をしたことから来る疲れと昼食後という時間帯から来る眠気により格段に作業ペースが落ちた。しかし、一番若い自分が弱音を吐いてはいけないと思い、最後まで作業に集中するよう頑張った。
・作業を終えて、朝とは明らかに違う光景がそこにはあった。前回参加時は竹林整備が1回目だったということもあって、作業終了時にも辺りにはまだ多く竹が 残っていたが、今回は作業をした周辺一体からはほぼ竹はなくなり、光が地面に届くようになっていた。竹林整備をしたのだという達成感を感じることができと ても満足であった。
・最後にこのぼんぼり山の会では普段の生活とはかけ離れた自然の中で、自然を肌に感じながら楽しく環境保護の運動をさせていただき、本当に良い経験になっ ている。竹林整備もあと少しとなり、第1回目に参加できたことも何かの縁だと思うので最後の作業にも是非参加できたらと思う。
よろしくお願いします。